歯磨きをしていると歯茎から出血していた…なんてことはありませんか?
歯茎からの出血の原因は歯ブラシで強く磨きすぎることだけではありません。歯茎に炎症が起きている場合、毛細血管が充血し、組織自体がもろくなっていることがあります。その状態を「歯肉炎」といい、組織自体に歯ブラシで刺激することで出血がみられます。
歯肉炎を放置していると、歯周病へと移行するだけでなく、歯茎からの出血が起こりやすくなり、その傷口からばい菌が入ってしまいます。実際に出血した歯茎の傷口から入ったばい菌が、約70秒後に腕の血管から確認された事例もあるほど。
お口の状態が悪いと、健康状態にもすぐに影響がでます。お口の健康状態は、その人の健康状態をうつす鏡ともいえるのです。