コンセプトConcept

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歯と身体の関係性

日本では「歯周病」により歯を失う人が多くいます。歯周病は歯を支えている顎の骨が徐々に壊れていく病気で、放っておくと歯がグラグラし、抜歯を余儀なくされてしまいます。
歯がなくなる、ということは口の中だけでなく全身の健康状態にも大きな影響を与えます。
残っている自分の歯に負担がかかり、かみ合わせが悪くなることで体全体のバランスが悪くなってしまい、なんらかの症状を引き起こす可能性があります。

「8020運動」、いわゆる80歳になっても自分の歯を20本以上残そうという運動は健康維持の目的とともに、20本以上の歯があれば食生活を楽しめるということから行われています。
しっかり噛むことで唾液が分泌され歯周病予防になり、よく噛むことで満腹感を得られ食べすぎずに済むので、歯を残すことは健康の維持に必要不可欠なのです。


口内状態から人の健康状態が分かる

歯磨きをしていると歯茎から出血していた…なんてことはありませんか?

歯茎からの出血の原因は歯ブラシで強く磨きすぎることだけではありません。歯茎に炎症が起きている場合、毛細血管が充血し、組織自体がもろくなっていることがあります。その状態を「歯肉炎」といい、組織自体に歯ブラシで刺激することで出血がみられます。

歯肉炎を放置していると、歯周病へと移行するだけでなく、歯茎からの出血が起こりやすくなり、その傷口からばい菌が入ってしまいます。実際に出血した歯茎の傷口から入ったばい菌が、約70秒後に腕の血管から確認された事例もあるほど。

お口の状態が悪いと、健康状態にもすぐに影響がでます。お口の健康状態は、その人の健康状態をうつす鏡ともいえるのです。